ぼへ猫通信(577) 追悼~まぼろしに捧ぐ~ [追悼]
毎朝、ウチの近所の公園に集まってくる
「ぼやぼやと、その日暮らしでへっちゃら」な猫たち。
公園暮らしを「ぼへぼへ」と楽しむ猫たちの生活を紹介したくて、
『ぼへ猫通信 』やってます!
今回は、静かに命をまっとうした「まぼろし」への追悼。
まぼろし (←名前です) は、とても気弱で、警戒心が強い猫だった。
ビクビクと 人間や他の猫を警戒するタイプの子は、公園レストランでは
人馴れした子たちがわらわらと群がる レストランのまん中には出てこられない。
たいていは 目立たない はじっこの場所で、まん中の猫たちが食べ終わって
手すきになった給仕人がゴハンを届けにきてくれるのを、辛抱強く待っているのだ。
・・・だから、まぼろしの写真は、葉影のうしろや、コソコソと移動する姿ばかりになる。
そんな、まぼろしが、急に「にゃおにゃお」と鳴きながら、給仕人のいるベンチの下まで
やってくるようになったのは、10月の中頃だった。
ビクビクと気弱だった態度が一変して、猫を押しのけてお皿を確保し、ガツガツと食べる。
・・・ もう15歳を超えているだろうと思われる、おばあちゃん猫。
食べるわりに、ずいぶんと痩せていて、
その様子は、「なんだか、ちょっとボケちゃったかな」と思わせるような感じだった。
そんな日々が10日ほど続いて、11月はじめの、その朝。
私が、公園レストランに向かう途中の道路を、まぼろしが、フラフラと歩いていた。
・・・もう、足もともおぼつかず、放っておけない状況だったから、そのまま捕まえて、
病院に預かってもらったのだけれど、まぼろしは、その日のうちに、病院で息をひきとった。
・・・天から授かった命を、しっかりと まっとうしたのだと思う。
まぼろしは、公園では、ビクビクと生きてきた猫だったけれど、
ペチカという、とても気の合う友と出会い、15年を超える日々を支え合って過ごしてきた。
・・・だから きっと 幸せな猫生だったと 思うんだよ (^.^)
お別れの写真は、ペチカと一緒に♡ さよなら、まぼろし。空の上で、ペチカを待ちなよ!
・・・まぼろしさんは、白いボディに、水玉みたいな黒ぶちで、その毛並みを活かして(?)
とても楽しい写真を撮らせてくれたことがあります♪ 気になるかたは→ (91話)
「ぼやぼやと、その日暮らしでへっちゃら」な猫たち。
公園暮らしを「ぼへぼへ」と楽しむ猫たちの生活を紹介したくて、
『ぼへ猫通信 』やってます!
今回は、静かに命をまっとうした「まぼろし」への追悼。
まぼろし (←名前です) は、とても気弱で、警戒心が強い猫だった。
ビクビクと 人間や他の猫を警戒するタイプの子は、公園レストランでは
人馴れした子たちがわらわらと群がる レストランのまん中には出てこられない。
たいていは 目立たない はじっこの場所で、まん中の猫たちが食べ終わって
手すきになった給仕人がゴハンを届けにきてくれるのを、辛抱強く待っているのだ。
・・・だから、まぼろしの写真は、葉影のうしろや、コソコソと移動する姿ばかりになる。
そんな、まぼろしが、急に「にゃおにゃお」と鳴きながら、給仕人のいるベンチの下まで
やってくるようになったのは、10月の中頃だった。
ビクビクと気弱だった態度が一変して、猫を押しのけてお皿を確保し、ガツガツと食べる。
・・・ もう15歳を超えているだろうと思われる、おばあちゃん猫。
食べるわりに、ずいぶんと痩せていて、
その様子は、「なんだか、ちょっとボケちゃったかな」と思わせるような感じだった。
そんな日々が10日ほど続いて、11月はじめの、その朝。
私が、公園レストランに向かう途中の道路を、まぼろしが、フラフラと歩いていた。
・・・もう、足もともおぼつかず、放っておけない状況だったから、そのまま捕まえて、
病院に預かってもらったのだけれど、まぼろしは、その日のうちに、病院で息をひきとった。
・・・天から授かった命を、しっかりと まっとうしたのだと思う。
まぼろしは、公園では、ビクビクと生きてきた猫だったけれど、
ペチカという、とても気の合う友と出会い、15年を超える日々を支え合って過ごしてきた。
・・・だから きっと 幸せな猫生だったと 思うんだよ (^.^)
お別れの写真は、ペチカと一緒に♡ さよなら、まぼろし。空の上で、ペチカを待ちなよ!
・・・まぼろしさんは、白いボディに、水玉みたいな黒ぶちで、その毛並みを活かして(?)
とても楽しい写真を撮らせてくれたことがあります♪ 気になるかたは→ (91話)