ぼへ猫通信（447） 鬼王子は〜外〜♪

毎朝、ウチの近所の公園に集まってくる
「ぼやぼやと、その日暮らしでへっちゃら」な猫たち。
公園暮らしを「ぼへぼへ」と楽しむ猫たちの生活を紹介したくて、
『ぼへ猫通信 』やってます！

今回は、公園でも節分の福招き、ってお話。



あしたは節分 (^.^)　公園でも「鬼は～外～」で厄を払って、幸せを招きましょう♪

･･･で、鬼の役はだぁれ？　･･･前記事の流れでいくと、やっぱり今年は「王子」でしょ?!
と、いうわけで、ワル黒王子くんに、鬼のお面をかぶっていただきました (^_^;


まぁ、豆をぶつけたりしないからさ。黒い毛色に、赤鬼さんが似合ってるよ (^^)v

ところで、王子は、のれんちゃんをレストランから追い出したりして、このところ、
イジメっ子の悪行が目立つのだけれど、ふりかえると、王子もまた苦労をしていた時期がある。
王子は2013年の秋に、公園にとつぜん現れた（たぶん）捨てられっ子。
そのころ1歳前後の若造だった王子は、世間知らずの腹へり小僧で、ゴハンを食べている
古株猫たちのあいだにズカズカと割り込んで、手ひどい扱いを受けたりしていた。（→216話）

そのあと、だんだん公園になじんで、もう6歳ぐらい？　すっかり公園番付の三役クラスだ。
ジカタビくんとは親友で、ニンゲンにもよく懐き、公園でイチバンの抱っこされ上手♡
･･･それが、1年ほど前あたりから？　すこし弱気な猫に、ちょっかいを出すようになった。


やり口は↑こんな感じ･･･
自分はお腹いっぱい食べたあと、まだ食べている猫の前にデンと座って、ガンを飛ばす。
その猫がイヤがって逃げると、残ったゴハンを我がモノに。。（王子はもうお腹いっぱいのハズだが）

最初はちょこちょこやり始めて、いまでは、すっかり面白半分のゲーム感覚で･･･ (-。-;)
ターゲットは「すみっこで食べている弱気な猫」に絞られていて、同じ子がいつも被害にあう。
かわいそうだから、王子が狙うそぶりを見せたら、すかさず王子にゴハンのお皿を出せば、
それで満足するのだけれど、のれんのような超ビビリは、王子が近寄ってきただけでもう怖い。
イジメられる前に、脱兎のごとく敵前逃亡しちゃうので、こちらの対策も間に合わない。。

困ってるんだよね～、弱気の子たち (>_<)ゞ
のれんだけじゃなく、そこそこ常連だったペチカやまぼろしが、すっかりレア猫になったのも、
ワル黒王子の悪行のせい、だと思うのですよ。。(T.T)　　･･･この性悪、なおらないかなぁ???

と、いうワケで、今年の節分は願いを込めて、「鬼王子は～外～♪」で厄払い！
王子のなかの「鬼」を払えば、きっと、抱っこされ上手の「福♡王子」が目覚めるからね (^-^)/